2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

成田空港保安警備部よりの回答

ほとんど期待していなかったが、「成田空港保安警備部」より下記の回答が電子メールで来た(「名無しの権兵衛」からの苦情じゃ嫌なので、名前を名乗って名刺を渡して来た)。 筆者の説得に同意し、すでに改善実施済みとのこと。う〜〜ん、日本も捨てた物では…

台北

春節の9連休の最後のお休み(日曜日)で街もホテルの静か。 ただ、先ほど(11:20AM)散歩に歩き回っていたらものすごい音がする。行ってみたら「爆竹」であった。 長春路(Chang Chun Rd.)の片側2車線の公道の上に大量の爆竹をまき散らして盛大に。 今の気温は17…

成田経由で台北到着

いまやっと台北のホテルにチェックイン。前回同様、自宅を出て21時間かかった。 成田では3時間の乗り継ぎであったが、第1ターミナルの国際線乗り継ぎのセキュリティーで40分待たされた。この乗り継ぎセキュリティーのあまりの効率の悪さには前々から怒ってい…

エントロピー:対数で表記

エントロピーは、「重複度(複雑度、乱雑さ)」ではなくて「重複度の対数」に比例する。 前回の50枚のコインをわ〜〜と投げたときの裏表の出る可能性(重複度)のグラフを「リニア」で表現すると下記だが 「対数」で表現すると下記となる(底は10)。 リニアで…

エントロピーとは:コインを50枚投げた場合の組み合わせの数

(誤記を改めました。) 「エントロピーとは何ぞや?」という、よく分かっていない内容を考え続けている。 実際は、気体や液体の分子の複雑な動きであるが、引き続きコインの裏表で「乱雑度」「重複度」「整然さ」とか言った事を考える。 先回はコインが3枚…

やっと、アメリカ

クリーンテックと関係のない記事が続いてごめんなさい。 飛行機(今回はANA)の中ではほとんど寝れず。映画を見てぼ〜としていた。1989年の古い映画だが、まだ見ていなかった「Field of Dreams」。なかなか良かった。 Kevin Costner、Amy Madigan、James Earl …

今成田

台湾国際空港(桃園)を現地時間朝10時に出て、3時間で成田空港にたどり着いた。これから3時間待ちでサンフランシスコ行きに乗り換える。 桃園空港は、春節でめちゃくちゃ混んでいた。エアラインのカウンターでボーディングパスを貰ってから、セキュリティー…

不思議な日本語@台北

台北での定宿のホテルのそばにある不思議な日本語。前を通るたびに苦笑する。 「酒泉市は、我々は東アジアで行う」 「神のグリコールは神から派生した飲む」 台北の街には思わず笑える不思議な日本語の表示があるが、これはダントツである。 英語表記も同じ…

LED照明の発光効率

今、羽田のJALのラウンジで台北行きのフライトを待っている所。 来週の月曜日が春節なので、その前に一通り打ち合せと今後の方向付けを済ませてしまいたい。 今朝は神田のホテルを10時にチェックアウトした後、お台場のビッグサイトで開催中のLED関連の展示…

エントロピー(状態の数)

さて、エントロピーの元になる考え方の「系が定められたエネルギー・体積の下でとりうる状態の数」というのは非常に理解が難しいが、一つの例はコインの裏表である。 コインが一つなら取りうる可能性は「表」か「裏」の2つしか無い。 1枚が表 :1種類 1…

エントロピー

ということで、「エントロピー」「熱含量(エンタルピー)」「熱容量」「比熱容量」について色々考えてみたが、いままでいい加減にしか考えていなかった事がよくわかった。 反省。 この中では「エントロピー」が一番分かりにくいと思う。(でも「エントロピー…

比熱容量

で、「熱容量」はその大きさや質量によって変わる。同じ水でも100ccと1,000ccではその「熱容量」(暖まり易さ)は10倍違う。1,000ccの水は100ccの水よりは10倍暖まりにくい。 これを、同じ質量で各物質の「熱容量」を比較したものが「比熱容量」。いわゆる「…

熱容量

「温度」と「エネルギー」の関係について考えている。昨日は「熱含量(エンタルピー)」について考えたが、今日は「熱容量」について。 下記はWikiPediaの記述。 「熱容量」とは系に対してエネルギーの出入りがあったとき、そのエネルギーの出入りが系の温度…

エンタルピーとエントロピー

エンタルピー(enthalpy)というややこしい名前の物理量がある。以下、WikiPediaより。 「熱含量」ともいう。熱力学における示量性状態量のひとつである。 物質の発熱・吸熱挙動、及び、外部に対する仕事量にかかわる値である。 物質が発熱して外部に熱を出す…

ジュール表記始まる??

台北から日本に移動。 台北・松山空港を離陸して20分ほどで巡航高度に達し、その後しばらくは「雲海」が非常にきれいだった。飛行機は雲の海の上を滑る様に飛行。「雲海」がまさに「穏やかな海」という感じであった。 飛行機の中で飲んだペリエの缶を見て…

ジュール

数日前に書いた様に、熱力学的には「カロリー」を使ってはいけない事になっている。「ジュール(joule)」を使わなければいけない。直感的にはカロリーの方が分かり易いのだが..... 以下、WikiPediaの記述を元に、筆者が抜粋・加筆して纏めてみた。 「ジュール…

カロリーと熱の定義

数日前に熱力学上のカロリーと栄養学上のカロリーについて書いたが色々考えてみた。 例えば水は栄養学上のカロリーはゼロである。しかし、例えば冷蔵庫で5度に冷やした水を500 ml飲むとする。この水が消化吸収されずに37度の温度で排泄されたとする。すなわ…

燃焼とは

火力発電は原料(石炭、石油、天然ガス、等)を燃焼させた時に発生するエネルギーを用いる。火力発電の効率の悪さは色々な理由によると思われるが、燃焼現象について考えてみた。 燃焼の定義をWikiPediaで確認した。右の写真は燃焼に伴う炎。 燃焼(combusti…

アメリカに於けるエネルギ消費フロー

一昨年(2010年)の11月に「2007年のアメリカに於けるエネルギ消費フロー」を紹介したが、2009年版が出たので再度紹介。 アメリカは全部で94.6Quads BTUのエネルギーを消費したとある。 このうち、発電の為に38Quads BTU消費したが、そのうち有効に電気に変わ…

「熱」の定義

WikiPediaに書いてある「熱」の定義を下記する。 熱力学における熱とは、1つの物体や系から別の物体や系への熱接触によるエネルギー伝達の過程であり、ある物体に熱力学的な仕事をすることでその物体に伝達されたエネルギーと定義される。 関連する「内部エ…

筆者が熱に拘るのはクリーンテックの色々な所で熱の処理が非常に大事になっているからである。 例えば、太陽光発電パネルは発電セルの温度が上がると発電効率が大きく落ちる。 LED素子は照度が上がれば上がるほど膨大な熱を発生し、この熱の処理(廃熱)が大…

玄関の常夜灯

玄関の常夜灯が切れたので安いCFLに取り替えた。このCFL、1個なんと20セント(=16円)。 白熱電灯75W相当の明るさが19Wで実現出来ると書いてある。仮に1ヶ月つけっぱなしにすると、 19W x 24h/日 x 30日/月 = 13,680Wh/月 住んでいるMountain Viewでの電気代…

発電効率と熱力学の法則とスターリングエンジン

熱力学の法則を考えるのは、「なんで発電効率ってこんなに悪いんだろう?」と40%とかの発電効率を見てため息をつく時である。「40%の発電効率=60%のエネルギーを無駄に捨てている事」になる。捨てるのは発電の役に立たなかった「熱」である。 日本でもアメリ…

で、宇宙は熱的死へ?

(病み上がりで自己満足的な記事が続く。興味の無い方は読み飛ばしてください。) で、真ん中に間仕切りのある箱を用意して、Aの箱は両方に酸素を、Bの箱には右側に酸素を左側に窒素を入れて、両方の間仕切りを開ける。 Aの箱は両方の酸素がゆっくり混じり合…

熱力学第二法則は証明されていない

昨日は「マックスウエルの悪魔」に話が飛んでしまったが、「熱力学第二法則」をもう一度考えてみた。WikiPediaを見ると「この法則には様々な表現がある」と書いて、下記の「表現」を列記して逃げているが、まあ無理に一言で言うよりはこの方が分かり易いかも…

基本に戻って

最近、時間があると基本的な事を色々考えている。例えば 熱って何? エネルギーって何? 光って何? 空はなぜ青いのだろうか? マックスウエルの悪魔は本当に居ないの? 飛行機の中とか時差ぼけのホテルのベッドの中で空が白んで行くのを見ている時や、銭湯…