2018-01-01から1年間の記事一覧

ゼロミッション車の普及

最近では当たり前に目にするようになった電気自動車ですが、 先日カリフォルニア州が「Zero-Emission Vehicle Action Plan」の更新版を公表しました。 カリフォルニア州は、ブラウン州知事が1月末に新たに掲げた「2030年までに500万台のゼロエミッション車(Z…

エネルギー貯蔵システム

エネルギー貯蔵システムに関してのお話です。 GTM Research とEnergy Storage Associationがエネルギー貯蔵システムに関する四半期報告書を公表しました。 GTM ResearchとEnergy Storage Association (ESA)は、四半期報告書「U.S. Energy Storage Monitor」…

家発電インセンティブプログラム5年延長

カリフォルニア州のブラウン知事が、自家発電インセンティブプログラム(SGIP)を5年延長する法案に署名したとのことです。 ブラウン カリフォルニア州知事は、自家発電インセンティブプログラム(SGIP : Self-Generation Incentive Program)の期間を5年間延…

グリット計画

ネバダ州公共事業委員会(NPUC)が、電力会社に対し、分散資源計画(Distribution Resource Plan)の提出を義務付けしました。 ネバダ州公共事業委員会(NPUC: Nevada Public Utilities Commission)は、系統内で増加する分散電源(DER: distributed energy resou…

Global Climate Action Summit開催

カリフォルニア州ブラウン知事が、世界のリーダーを集めたGlobal Climate Action Summit(GCAS)を開催しました! カリフォルニア州のブラウン州知事は、世界のリーダーを集め、サンフランシスコでGlobal Climate Action Summit(GCAS)を主催し、気候変動への対…

風力発電

DOEが、LBNL及びNRELが分析した風力発電の技術・市場動向の報告書を公表しました。 米エネルギー省は、国立研究所による風力発電の技術及び市場動向の分析結果をまとめた2つの報告書を公表をした。 ローレンスバークレー国立研究所(LBNL)がまとめた報告書…

ゼロカーボン

カリフォルニア州ブラウン知事が、2045年までに「ゼロカーボン」発電を目指すことを含めた新たなRPS法案SB100に署名 カリフォルニア州議会は「100 % Clean Energy Act of 2018」として知られるSB100法案を採択し、9月10日にはブラウン知事が署名して発効さ…

トランプ政権とカリフォルニア

トランプ政権は、連邦の小型車の温室効果ガス排出基準及び燃費基準を緩和し、カリフォルニア州が独自に基準を設定できる権利の無効化を提案 トランプ政権下の環境保護庁(EPA)及び運輸省道路交通安全局(NHTSA)は、オバマ政権下で決定された乗用車と小型ト…

水素ステーション200箇所の設置を目指す

CARBが燃料電池自動車及び水素ステーションネットワークに関する2018年版の報告書を公表 カリフォルニア州大気資源委員会(CARB: California Air Resources Board)は「燃料電池自動車及び水素ステーションネットワーク開発に関する年次評価報告書2018年版( 20…

California Customer Choice

CPUCが発展し続ける電力市場を評価したレポート「California Customer Choice」を公表しました!カリフォルニア州公共事業委員会(CPUC: California Public Utilities Commission)は、発展する電力市場を評価したレポート「California Customer Choice」を公…

電気自動車

SCEがCPUCに対し、電気自動車インフラ整備プログラム「Charge Ready」の拡張を申請したとのことです。 SCE(Southern California Edison)社は、「Charge Ready」という電気自動車のインフラ整備プログラムを拡張するための申請書を、カリフォルニア州公共事業…

需要家サイドの電力マネジメント

LBNLがエネルギー効率化プログラムによる節電の費用対効果に関するレポートを公開しました! ローレンス・バークレー国立研究所(LBNL: Lawrence Berkeley National Laboratory)は、電力会社のエネルギー効率化プログラムを通じて、どれぐらいコストを節約で…

グリッド計画

アリゾナ州の事業委員会がブロックチェーン技術の利活用に係る調査手続きを開始 アリゾナ事業委員会(Arizona Corporation Commission)は、エネルギー部門におけるブロックチェーン技術の活用可能性を調査するための手続きを開始した。州の公共事業委員会がブ…

ハワイでサイミン

ハワイで、来週末まで、エネルギー事業者巡り中。 今日は訪問の合間に、The Old Saimin Houseでランチ。 お腹にとてもやさしいスープと麺。 日本のラーメンが軒並み15ドル(+tax/tip)するなかで、Large Sizeが5.25ドル。

カリフォルニア州も2045年までにクリーンエネルギー発電を100%に

すでにいろいろなところで取り上げられてはいるが。 カリフォルニア州議会は「100 Percent Clean Energy Act of 2018」として知られる法案SB100を採択した。 同法案の主要2項目は以下の通り。 再生可能エネルギー利用割合基準(RPS:renewable portfolio stan…

2016年のカリフォルニア州の温室効果ガス排出量が、1990年の排出量を下回ったそうです。 カリフォルニア州大気資源局(CARB: California Air Resources Board)は、同州の2016年の温室効果ガス排出量が1990年の排出量を下回ったことを発表した。AB32では、1990…

直流電力を用いた配電

長距離送電での高圧直流電流送電はメリットがあり、カリフォルニア州でも3箇所で使われているが、地域への配電はエジソン・テスラの直流・交流の争いでテスラが勝って、交流がほぼ全地域で使われている。 しかし、サンフランシスコ市内では、何十年も前に直…

水素発電の電気自動車

テスラや他の電気自動車が注目を集める中、水素発電(Fuel Cell)の電気自動車もカリフォルニア州では頑張っている。 以下は、カリフォルニア州大気資源委員会(CARB)が発表した「2018年水素燃料電気自動車および水素燃料ステーションネットワーク開発に関する…

新社会システム総合研究所で「ブロックチェーン」に関して講演

まだだいぶ先ですが、10月17日18日(木)に「米国のエネルギー×ブロックチェーン最前線」というタイトルで4時間しゃべります。 最近色々考えている「分散電源」の今後のあり方を私なりに突き詰めてみました。 「Utility 4.0」はおそらくこの方向に行くと思いま…

Southern California Edison(SCE)社の電気自動車への取り組み

ロスアンジェルスを中心とする電力会社のSCE(*)社は、「Charge Ready」として知られる電気自動車関連のインフラ整備にかかるプログラムを拡張するための申請書を、カリフォルニア州公共事業委員会(**)に提出。 当該プログラムの第一段階において、SCE社は最…

アリゾナにおけるブロックチェーン活用の試み

米国では、エネルギーマネージメントの幾つかの手法にブロックチェーンを活用しようとする試み始まっている。 アリゾナ事業委員会(Arizona Corporation Commission)は、電力部門におけるブロックチェーン技術の活用可能性を調査するための提案手続き(docket)…

シリコンバレーに帰還

2週間ぶりにシリコンバレーに。 シリコンバレーに帰ってきたら、すっかり秋でした。今日の気温は17度。とても涼しい。 今日の帰りのANAの機内食です。 相変わらず、お肉系のみ。 カツ丼 :1,295 kcal ハッシュドビーフ:1,148kcal う〜〜ん、美味しいかどう…

ブロックチェーン

今回、2箇所で講演させてもらったが、僕としては初めてブロックチェーンを話題に取り上げた。 感想としては、やはり、「話題にはなっているが何がどうエネルギーに役立つのかわからない」というのが正直なフィードバックだった。 反面、ガートナーのハイプカ…

TIC(技術情報センター)での講演

8月29日に、TIC(技術情報センター)で講演。 今回は、定置型エネルギー貯蔵と分散電源のアグリゲーションビジネスがテーマ。 カリフォルニアやハワイの進んだ取り組みを実例を挙げながら説明しました。 30名の方にご参加いただき、極めて活発な議論をさせてい…

スマート社会技術融合研究機構での講演

今回の日本出張のメインイベントの早稲田大学・スマート社会技術融合研究機構での8月23日の講演会の写真。台風の中、関西、北海道、北陸等からお越しいただいた方を含め、80名程度の方にご参加頂けました。エネルギーのデジタル化、ホームコネクッテッドデバ…

TIC(技術情報センター)で講演

8月29日に、TIC(技術情報センター)で講演します。 定置型エネルギー貯蔵と分散電源のアグリゲーションビジネスがテーマ。カリフォルニアやハワイの進んだ取り組みを実例を挙げながら説明します。 有料ですが、誰でも参加可能です。 一人で4時間喋るというい…

ハワイにおけるバッテリー設置

今回のハワイ滞在中に、商業施設に設置された大型のエネルギー貯蔵装置(バッテリー)のサイトを何箇所か調査。 ハワイは、電気代(kWh)も、デマンドチャージ(kW)も高いので、バッテリーを導入するコストは5年程度で元が取れるとのこと。 バッテリー価格の低…

カリフォルニア州の温暖化ガス対策

カリフォルニア州大気資源局(CARB)は、同州の2016年の温室効果ガス排出量が1990年の排出量を下回ったと発表した。 州法であるAB32では、「1990年の温室効果ガス排出量(431Mトン)を2020年までに下回ること」が目標に設定されているが、当該目標を今回数年前…

米国のエネルギー貯蔵ビジネスに関するレポート

最新版レポートができました。ここから目次の閲覧や購入可能です。「米国のエネルギー貯蔵ビジネス」 サブタイトル:米国の政策・ビジネス・マーケット・テクノロジー企業最近の新しい動きを網羅しています。

米国の再生可能エネルギー関連の最新動向とテスラのバッテリー戦略

しばらく前にも案内しましたが、来週の木曜日(7/26)に「新社会システム総合研究所」主催のセミナーで喋ります。興味のある方は是非。http://www.ssk21.co.jp/seminar/S_18260.html