需要家サイドの電力マネジメント

LBNLがエネルギー効率化プログラムによる節電の費用対効果に関するレポートを公開しました!

ローレンス・バークレー国立研究所(LBNL: Lawrence Berkeley National Laboratory)は、電力会社のエネルギー効率化プログラムを通じて、どれぐらいコストを節約できたかを分析したレポートを公開しました。
節電するためのコストは地域により大きく異なっていますが、2009年から2015年の間にプログラム管理者が負担したコストの全米平均は、約$0.025/kWhであったと算出しています。家庭部門での電力効率化については、照明の節電に対するインセンティブがプログラムの費用対効果に大きく影響し、節電量全体の45%を占める一方で節電コストが約$0.011/kWhであったとのこと。

下図は家庭部門向けの各プログラムについて算出された節電コストが示されている。