太陽光発電

Maui Brewing Company

マウイ島のMaui Brewing Companyにお邪魔し、先進の「ソーラー+バッテリー+自家発電+CO2回収」を見学。導入責任者のRussel氏の詳細な説明付きで、通常は外部の人には見せない施設も見学させてもらいました。最後に、試飲室で出来たての生ビールをご馳走に…

ネバダ州の電力会社NV Energy社

NV Energyが3つのプロジェクトで計1,200MWの太陽光発電と590MWのエネルギー貯蔵システムを調達 ネバダ州の電力会社NV Energy社は、1,200MW の新規太陽光発電システムと590MWのエネルギー貯蔵システムからなる3件の大規模プロジェクトの調達を発表した。当該…

米国における太陽光発電プロジェクト及びタックス・エクイティ制度

今日の午後は、 『米国における太陽光発電プロジェクト及びタックス・エクイティ制度』 というセミナーに潜入。 「タックス・エクイティ」に関して、とても勉強になりました。

太陽光発電パネルの進化

Solar Power Internationalの2日目。 太陽光発電産業を何年も継続的にモニター(定点観測)しているが、近年の「パワコン」「太陽追尾装置」の進歩は目覚ましいものがある。 今回はそれ以上に「パネルそのもの」の進化を実感した。 一昔前(5年前?)は、パネル1…

Solar Power International

ラスベガスで開催中の、Solar Power Internationalに参加中。 日中の温度は36度。カンファレンス会場は20度以下。寒い〜〜

ハワイ電力の現在の状況

先月参加したハワイの学会の話の続きです。 HECO(Hawaii Electric Company)社のAlan Oshima社長によるキーノートスピーチが行われた。 HECOの現時点の一番の目標は、 「より負担が少ないクリーンエネルギーへの変換をハワイにもたらすこと」 「今非常に高い…

バイデン副大統領、Solar Power Internationalでスピーチ、ソーラーの重要性を強調

先週、アナハイムでSolar Power International 2015が開かれた。 バイデン副大統領はキーノートスピーチを行い、太陽光発電市場の拡大について非常に積極的な姿勢を示した。 バイデン氏は出席した業界関係者に対し、クリーンエネルギーの創出、退役軍人の再…

技術、価格のブレイクスルー狙う発電所レベルの太陽光発電+エネルギー貯蔵プロジェクト(ハワイ州)

ハワイ州のカウアイ島で実施される発電所レベルの新しい太陽光発電+蓄電プロジェクトでは、夕方5時から10時にかけて電力を供給することにより、温室効果ガス削減に加えピークデマンド削減への寄与が期待されている。 2016年、SolarCityはKauai Island Utilit…

「The Asia Pacific Resilience Innovation Summit and Expo」

先週の8月23日(月)と24日(火)は、ホノルルのコンベンションセンターで開かれた下記の学会に参加。 「The Asia Pacific Resilience Innovation Summit and Expo」 ハワイ州は、2045年までに再生可能エネルギー発電を100%にするという遠大(!?)な目標を法制化し…

マウイ電力

下の写真は、8月20日にマウイ電力を訪問した時に、その入り口に掛けてあったその日の発電状況。 一番の上の薄い紺色の線がマウイ島での総電力消費量、オレンジ色の線が太陽光発電(主にルーフトップ)、緑が風力発電。 濃い青色が、総電力消費量から再生可能…

ハワイの電力事情

先週からハワイに来て、ハワイ電力の人やハワイのエネルギー関連の仕事をしている人と意見交換をしている。 写真は、エネルギー関連に強い関心と影響力を持つ、ハワイ州上院議員のワカイ氏(向かって右)と筆者(左)。 1時間半に渡って、ハワイの電力事情に関…

ハワイの統計

ハワイの話が続きます。ちなみに、ハワイは漢字では「布哇」。 オアフ島では、住宅の13%が、ルーフトップ(屋根の上)に太陽光発電パネル(PV)を設置とのこと。 下図のように、住民一人当たりのPV設置量は他州より圧倒的に多く、168W/人。(昨日のデータよりだ…

ハワイに於ける再生可能エネルギー発電

一般的に、米国の各州の電気代は日本に比べて安いが、唯一日本に負けないぐらい電気代が高い州がハワイである。 下図は、全米平均(9.6 cent/kWh)とハワイ州での電気代(33.6 cent/kWh)を比較したものであるが、いかにハワイの電気代が高いかわかる。日本(26-2…

分散発電にかかるコスト

カリフォルニア州の3大IOUの一つで、ロスアンジェルス地区を中心に電力を供給するSCE(Southern California Edison)は、2015年7月1日にその分散電源への移行プラン(Distribution Resources Plans (DRP))を発表した。 このプランには下記が含まれる。 分散電源…

ITCルール変更の影響

2016年末でITCルールが変更になり、UtilitiesやBusinessでは、控除税率が30%→10%に減額、Residentialでは、30%→0%となる。 米国で太陽光発電が急激に拡大してきた理由の一つがこのITCの存在であったが、これが大幅に減額したり無くなったりすることにより、2…

InterSolar North America

San Franciscoで開催中のInterSolar North Americaに参加中。

First SolarのCEO、2017年までに$1.00/W到達を予測

再生可能エネルギーは、まだまだ補助金なしでは経済的合理性が無いと言われるが、それでもパネルとインバーターの値段の劇的な低下で、発電コストが急激に下がってきた。値段的には中国メーカーのシリコン系のパネルが、その製造原価の安さでシェアを伸ばし…

SunEdison、太陽光発電・蓄電システムでGreen Charge Networksと提携

太陽光発電、風力発電の開発を手掛けるSunEdisonが、今年に入ってエネルギー貯蔵事業で大きな動きを見せている。 Solar Grid Storageの買収 Solar Grid Storageはフィラデルフィアを拠点とし、商業用太陽光発電向けのリチウムイオンパッケージおよびインバー…

Key Note Speech

今回のKey Note Speechは、アメリカ合衆国海軍長官のRay Mabus氏。 海軍におけるエネルギー貯蔵、無人機向けのバッテリー、Main Gridがダウンしても動き続けるMicro Grid、外国に頼らないAlternative Enregyの重要性を強調。 なかなか良いスピーチだった。 h…

鴨さんが来る

カリフォルニア州では、RPS(Renewable Portfolio Standard)制度で2020年までに再生可能エネルギー比率を33%(大型水力を除く)にすることを電力会社に義務付けている。 これに伴い、カリフォルニア州の大手の電力会社3社(PG&E, SCE, SDG&E)は大規模な再生…

PVとバッテリーの組合せで、5年で元を取る

この Intelligent Generation社のシステム(ソフト+サービス)を使うと、PVとバッテリーを組合せて、色々なやり方で収入をあげて、5年で元を取れるとか。 回収方法は、下記の方法の組合せ。 (1) 米国では電力ピーク時に電気代がとても高くなる(Demand Char…

カリフォルニア州での再生可能エネルギー発電計画

テキサス州での風力発電と送電線建設の話が続いたが、今回はカリフォルニア州での再生可能エネルギー発電の状況を。 CPUCのこの資料から。 環境アセスメントの許可が出て、2013年以降にオンラインになる予定の発電リソースの一覧。 全部で11.4GWであるが、や…

米国に於ける新規発電施設の実績と予測

EIA(U.S. Energy Information Administration)の最新の「The Annual Energy Outlook 2014 」が5月4日に発表になった。 米国では、このレポートが、連邦政府が出すエネルギー関連の公式データということに一応なっている。内容や数値には「??」が一杯あるが。…

FRT(Fault Ride Through)

話が非常に細かくなって申し訳ない。どちらかと言うと自分の忘備録としてアップします。 分散型電源(グリッドに繋がる「太陽光発電」や「風力発電」や「蓄電装置」)が電力系統に対してネガティブスパイラルを起こして大きな問題(停電等)にならない様にす…

SunEdison社(MEMC社)

アメリカの「発電事業者」にSunEdison社というのがある。 いわゆる、IPP(Independent Power Producer)というカテゴリーで、発電所を自前で建設し、「電力会社」や企業に売電することを主業務にする。 この会社、2003年の設立だが、2009年にアメリカのMEMC社…

米国に於けるPVの設置量の推移(用途別)

米国に於けるPVの設置メガワットを四半期毎に集計したグラフがこちら。 用途別に、上から「発電所(Utilities)向け」「ビジネス(事業所)向け」「住宅(Roof Top)向け」に分かれている。 ここしばらくは、「発電所(Utilities)向け」が設置容量の約半分を占め…

米国に於ける住宅向けPVモジュール販売シェア

GTM Researchによると、米国に於ける住宅向けのPV販売シェアは下記の様に推移しているとのこと。 首位のSunPower社(米/仏)は順調にシェアを伸ばし、25%に迫る勢い Yingli Solar社(中)は2012年途中までシェアを伸ばしていたが、2012/Q4でシェア低下 経営…

Yingli Solar社のQ2(2013)のFinancial Report

2012年のPV出荷量で世界トップのYingli Solar社のQ2(2013)のFinancial Reportが出たので、抜粋を。見やすい様に米ドルだけの表示。 Total net revenues were US$550.4 million. PV module shipments increased by 23.6% from the first quarter of 2013. Ove…

Appleのデータセンターの太陽光発電設備はSunPower社製

こちらの記事によると、AppleのNorth Carolinaのデータセンターの100エーカー(=0.40km2)の土地に設置されている20MWの太陽光発電装置は、SunPower社製らしい。なお、Apple社のサイトによると、今年末までに20MWの施設が追加されるとか。 SunPower社は、米国…

Soitec社のCPV向けのセル

Soitec社のCPV向けのセルであるが、現在量産中のセルは3層構造。 研究開発中が4層構造で、昨日アップしたスペクトル特性をターゲットにしている。 2層構造のセル(ウエハー)を2枚重ね合わせる構造で、これはSoitec社が得意とする「Smart Stacking Technolo…