2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧
先週のことですが、NTT Smile Energyに小鶴社長を訪ね、先進のサービス内容について伺いました。私は米国のソーラーモニタリングや分散電源管理の会社を色々見てきていますが、そのどこにも負けないぐらいの進んだ内容で、とても感動しました。オフィス環境…
(山火事)山火事が多発するカリフォルニア州は、色々な意味でリスクが大きくなってきている。2017年の大規模山火事で経営破綻したPG&Eは、火事が発生した際に先手を打って「計画停電」させる準備を整えているが、シリコンバレーもこの「計画停電」の対象地域…
(海水面上昇)ハワイ滞在時によく行く某ホテルのバーで撮った写真。数年前からビーチに面する遊歩道が「完全通行止」になっている。私自身、この10年間で明らかに海水面が上昇していると感じる。ワイキキビーチや繁華街周辺にある道路にも海水が押し寄せるケ…
(停める火力発電所の代替は再エネで?)カリフォルニア州にある「OTC発電所」29箇所、31GWを2030年までに全部停止するわけだが、この31GWを再エネで代替する計画になっているが、問題はその変動(短期と長期)。再エネ発電が20%程度なら、残りの「同期発電…
(温まった冷却水を太平洋に流さない話)発電所でスチームの冷却に使って温まった冷却水(海水)をそのまま海に投棄しているOTC(Once Through Cooling)が、海水温度上昇の一因となっている。カリフォルニア州にはこれらの「OTC発電所」が29箇所あり、発電容量と…
(以下は、物理屋の独り言です。) (1) 個人的には「脱炭素」と言う言葉にはめちゃくちゃ違和感がある。(2) 炭素(C)は、全ての生命体にとって不可欠な元素。(3) WikiPediaの記述を借用すると『炭素-炭素結合で有機物の基本骨格をつくり、すべての生物の構成材…
「運輸セクター(スクールバス)」昨日、カリフォルニア州には、14,000台の公共バスが走っていると書いたが、実はもっとたくさんのバスがカリフォルニア州を走り回っている。それは、スクールバス。その台数、なんと25,000台。公共バスの2倍近くである。スクー…
「運輸セクター(大型バス)」運輸セクターの中で、大型バスは大きな割合を占める。カリフォルニア州には、14,000台の公共バスが走っているとのこと。これらの公共バスは2040年までに全てZEVにしなければいけないというルールを、昨年の12月にカリフォルニア州…
「運輸セクター(大型車)」大型車両はカリフォルニア州に844万台登録されている。仮に、これらが全て電気自動車になったと仮定すると一体どれだけのバッテリーが必要だろうか?仮に1台あたり平均100kWh(Model S並み)と仮定すると、 8,440 k 台x 100kWh = 84…
「運輸セクター」大型車両はカリフォルニア州で844万台登録されているが、これらから排出される温暖化ガスは、全カリフォルニア州の排出量の8.4%に達する。さらに、温暖化ガス以外にも、健康に害のある排気ガスをたくさん排出する。大型車両の場合、電動車が…