(停める火力発電所の代替は再エネで?)
カリフォルニア州にある「OTC発電所」29箇所、31GWを2030年までに全部停止するわけだが、この31GWを再エネで代替する計画になっているが、問題はその変動(短期と長期)。
再エネ発電が20%程度なら、残りの「同期発電」がカバーできるが、40%を超える時点で大きな問題になる。
今の時点では、「エネルギー貯蔵装置頼み」であるが、このトランジションに間に合うかどうかが極めて微妙である。
図は、カリフォルニア州の2030年時点での、エネルギーミックス予想。
ピーク需要(35GW程度)をはるかに越すソーラー発電量である。
(黄色:ソーラー、緑:風力、青:そのほかの「同期発電」)