2013-07-01から1ヶ月間の記事一覧

クリーンテックPV関連会社の「大幅整理」

昨年から今年にかけては、太陽光発電(PV)関連のスタートアップ会社の「大幅整理」時期であった。 まあ、たいして面白くは無いが、資料的な意味でこちらを参考に一覧を。(Q.Cellsやシャープとかも入っているので、スタートアップ以外も入っています。) 2012…

CIGSのNanosolarも....

Nanosolar社がいよいよ店じまいとの事。 しばらく前(と思って調べたら2年前!)の筆者の記事も参照。 CIGS(Copper, Indium, Gallium, Selenium)を使って、Roll to Rollで「安く」PVを作ろうとして挫折したあまたの会社の一つ。 2002年に設立して、いままで…

カリフォルニア州の一人当たりの電力使用量は40年間ほぼフラット

PG&Eの宣伝ではあるが、過去40年間の一人当たりの年間の「州全体電力使用量(オフィスや工場や商業施設を含む)」が、全米の他の州全体では50%増えているにも関わらず、カリフォルニア州ではほぼフラットという。 貢献しているのは、家庭の電化製品の省エネ…

シリコンウエハを安く

数日前の記事で、「シリコンウエハのコストが大きく下がっている」と書いたが、通常結晶シリコンウエハのコストを下げる為には(1)「シリコンインゴット」を安く作る、(2)のこぎりでインゴットをスライスにする時に「削りカス(kerf)」を極力出ない様にする、(…

再生可能エネルギー発電(世界トップ10)

目を広げて、再生可能エネルギー発電の世界トップ10をグラフに。 国名の後ろの数字は、このデータを取った年。 出典はこちら。 ヨーロッパは国ではないが、ヨーロッパ全体の合計を国とは別に記載。 中国が、水力発電が多いからだが、再生可能エネルギー発…

州毎の再生可能エネルギー発電量

昨日、州毎の再生可能エネルギー発電「比率」のグラフを載せたが、実際の「発電量」がどうなるかのグラフが下記。単位はGWh。前回同様、青色部分が「水力発電」、緑色が「その他の再生可能エネルギー発電」。 一番多いのはワシントン州で96,745GWh(97TWh)。…

太陽光で調理

友人のAさんから「熱くなった車のボンネットで目玉焼きが出来るという話だが、太陽エネルギーでフライパンを熱くして料理が作りたい、どうすれば良いか?」と聞かれた。 確かに、最近の「熱波」で筆者の車のボンネットもかなり熱くなり、とても手では触れな…

州毎の再生可能エネルギー発電比率(2012年)

筆者はカリフォルニア州に住んでいるので、ついカリフォルニア州中心で考えるが、他州の再生可能エネルギー発電がどうなっているか調べて、エクセルでグラフにしてみた。 2012年の実績で、The U.S. Energy Information Administration (EIA) の数字。 小さく…

中国製のPVパネルの製造コスト

中国製のPVパネルの製造コストは、2015年には1ワットあたり42 Centsになるというレポートとグラフ。 2009年から2012年の3年間の様に急激(ほぼ半分)に下がる事はないだろうが、今後もコンスタントに下がるであろう。 なお、ここで議論している中国メーカーは…

2003年からのカリフォルニア州での再生可能エネルギー発電の伸び

同じCPUC(California Public Utilities Commission)の資料から、カリフォルニア州での再生可能エネルギー発電(RPS)の伸びのグラフを。(大型水力発電は入っていません。) 発電量の数値は2003年からの累積であり、前年度までの合計が濃い青で、その年に新た…

講演「米国クリーンテクノロジー最新事情」

7月16日(火)に、パロアルトで講演する事になった。 興味のある方は下記よりお申し込みください。 「米国クリーンテクノロジー最新事情」という大それたタイトルですが..... http://businessdojojuly2013.eventbrite.com/ 「最低2時間は欲しい、それで…

カリフォルニア州の再生可能エネルギー

カリフォルニア州は「再生可能エネルギーへの転換プラン」で、全米の他の州よりかなり先行している。 いわゆるRPS(Renewable Portfolio Standard)。 カリフォルニア州のRPSの目標は、2020年までに再生可能エネルギーによる発電を33%にすること。 中間点とし…