グリッド計画

アリゾナ州の事業委員会がブロックチェーン技術の利活用に係る調査手続きを開始

アリゾナ事業委員会(Arizona Corporation Commission)は、エネルギー部門におけるブロックチェーン技術の活用可能性を調査するための手続きを開始した。州の公共事業委員会がブロックチェーン技術の調査を行う手続きを開始する初のケースと考えられる。Andy Tobin委員は、アリゾナ州電力近代化計画(Arizona Energy Modernization Plan)に従事して新技術を調査した後、今回の手続き要請を行った。同委員は今回の調査で、「IoT、エネルギー取引、サイバーセキュリティ、電力会社の会計・簿記、再生可能エネルギー関連クレジットのトークン化および追跡機能、系統内での分散台帳技術の活用」といった幅広いトピックを網羅することができるとしている。
本件の詳細については以下のリンク参照: https://www.azcc.gov/divisions/administration/news/2018releases/7-16-18-tobin-blockchain.asp

HPUCがマイクログリッドサービス料金の創設に係る調査手続きを開始  

ハワイ州公共事業委員会(HPUC: Hawaii Public Utilities Commission)は、HECO(Hawaiian Electric Company)社に対して、マイクログリッドサービス料金(microgrid services tariff)創設に関する調査を行うための手続きを開始した。今回の動きは、下院法案House Bill 2110が先月署名され法制化されたことを受けたものであり、マイクログリッドの開発の促進を目的としている。同法案で議会は、マイクログリッドは自然災害時における回復力を提供することができ、また再生可能エネルギーの統合を可能にするとしている。
本件の詳細については以下のリンク参照: https://dms.puc.hawaii.gov/dms/DocumentViewer?pid=A1001001A18G11B02350A00305