で、「熱容量」はその大きさや質量によって変わる。同じ水でも100ccと1,000ccではその「熱容量」(暖まり易さ)は10倍違う。1,000ccの水は100ccの水よりは10倍暖まりにくい。
これを、同じ質量で各物質の「熱容量」を比較したものが「比熱容量」。いわゆる「比熱」。例によってWikiPediaより。
比熱容量とは、圧力または体積一定の条件で、単位質量の物質を単位温度上げるのに必要な熱量のこと。
単位はJ/(kg・K)もしくはJ/(g・K)が用いられる。
色々な物質の比熱容量を比べると、
- 水 4.217
- 氷 2.100
- アルミニウム 0.880
- 鉄 0.435
- 銅 0.379
- 黄銅 0.387
- 銀 0.235
- 水銀 0.140
- 鉛 0.129
- 木材 1.250
- ポリエチレン 2.230
- ガラス 0.670
水って暖まりにくく冷めにくいが、確かに金属類と比べて比熱容量(比熱)は圧倒的に大きいね。