エントロピー

ということで、「エントロピー」「熱含量(エンタルピー)」「熱容量」「比熱容量」について色々考えてみたが、いままでいい加減にしか考えていなかった事がよくわかった。
反省。
この中では「エントロピー」が一番分かりにくいと思う。(でも「エントロピー」だけは対応する日本語が無いね。誰も考えなかったのかな?)
もう少し「エントロピー」について考えてみるが、とりあえず、WikiPediaの記述をそのまま載せる。

エントロピー (英: entropy) は、熱力学および統計力学において定義される示量性状態量である。当初は熱力学において、断熱変化の不可逆性を表す指標として導入され、後に統計力学により、系の微視的な「乱雑さ」を表す物理量という意味付けがなされた。 更に、系から得られる情報に関係があることが指摘され、情報理論にも応用されるようになった。 物理学者の E.T. Jaynesのようにむしろ物理学におけるエントロピー情報理論の一応用とみなすべきだと主張する者もいる。
一般に記号 S を用いて表され、ボルツマンによる表式
  S = k log W
がよく知られている。
ここで、W は系が定められたエネルギー・体積の下でとりうる状態の数、k はボルツマン定数である。
この定義より、エントロピーボルツマン定数と同じ「エネルギー÷温度」の次元をもち、単位は J/K である。

太字にした「W は系が定められたエネルギー・体積の下でとりうる状態の数」という物理量が、一番苦労する所。
この意味はゆっくり考えると言う事で。