LED照明の発光効率

今、羽田のJALのラウンジで台北行きのフライトを待っている所。
来週の月曜日が春節なので、その前に一通り打ち合せと今後の方向付けを済ませてしまいたい。
今朝は神田のホテルを10時にチェックアウトした後、お台場のビッグサイトで開催中のLED関連の展示会を駆け足で回った。
昨年の3月のライティングフェア(最後の日に地震が襲った)とはまた違ったおもむきで、LED照明を作る為の部材や装置メーカーが多くて大変面白かった。
筆者はLED照明が本格的に立ち上がるのは来年の2013年だと思っているが、暑くなる夏に向けて今年も確実に実用化が進むと思う。
LED素子としての発光効率は高効率タイプで130LPM(Lumen per Watt)、高演色タイプで100LPMを超える様になって来たが、照明器具としてはここから25%ほど落ちる。
電源装置の変換効率(力率を含む)と、レンズの透過率を上げる必要を痛切に感じる。電源装置で10%落ちて、レンズで15%落ちると、合計で
 0.9 x 0.85 = 0.765
となり、全体で23.5%も発光効率が落ちる。