AC→DC回路を一ヶ所にまとめよう

省エネをはかる際に、オフィスで一番電気を使っているのは冷暖房であろう。季節性はあるが。
次が、照明では無いかと思う。オフィスによってはコンピュータやサーバーの消費する電力の方が多いかもしれない。
照明に関しては、やはり今の蛍光灯を、直管型LED照明に切り替える事で消費電力を半分位には減らせるのではと思う。
この際、AC→DC変換の電源回路はそれぞれのチューブの中に入れず、また各照明器具の中にも入れず、フロアで一括して変換し、それぞれの照明器具には直流で配電出来ないだろうか?
こうすれば、安全性でも効率でも初期投資額でもかなり有利では無いかと思う。
更に言えば、太陽光発電パネルから来た直流を交流に変換せずにそのままで利用する。もちろん、充電器と、電気が足りない時の為の交流からの変換回路を併せ持つ。
オフィスは昼間使われる事が多いので、太陽光での発電のタイミングと一致する。
太陽光パネルは、1枚で約200ワット発電出来るが、まあ効率60%として、120ワット。直管型LED照明の消費電力を20ワットとすると(蛍光灯の40ワット相当の明るさ)、6本点灯出来る。直管型LED照明を100本点灯しようとしたらパネルが16枚必要になる計算。
サーバーやデータセンターは都心に置かずに寒冷地に置きましょう。なお、北海道は風力発電好適地。
データセンターの中でも、それぞれの機器の中に交流→直流変換回路を置かず、一括して直流変換して、直流でサーバーやネットサーク機器に配電しましょう。北海道では、冬の間に積もった雪を地下に保存すれば、夏の間はその冷気でサーバーや電源回路を冷やせます。
データセンターについてはこちらも参照のこと。