徳島

今日は、徳島に来ている。徳島県は「LED立県」を目指しており、先月お台場で開かれた徳島県フェアでは面白い話が色々あった。(県知事の話が一番面白かったが)
今日は非常に軽量なヒートシンクの開発を行っている徳島県の会社の方と色々技術的な話が出来た。
LED照明は色々な部品から構成されるが、性能や品質(寿命)を決める特に大事な部品は
(1) LEDチップ(またはマルチチップモジュール)
(2) 電源装置(「変換効率」や「力率」が大事なだけではなく、まずい設計・部品選定・製造は寿命に大きく影響する)
(3) レンズ(きれいでムラの無い配光はレンズで決まる)
(4) ヒートシンク(熱対策がちゃんとなされていないLED照明は寿命が短くなるし照度が落ちる)
の4部品である。このどれかがちゃんと設計製造されていないと寿命が短くなったり光の質が落ちる。
今回お会いした会社さんは大正5年設立で長い歴史を持つが、繊維にグラファイト黒鉛)を混ぜて特殊加工し「熱伝導性」と「熱輻射性能」を高め、かつ軽量を実現している。注目。
明日は大阪に移動して、レンズメーカーと打ち合せ。
あたふた(じたばた)旅は続く。