しばらく前にChapter 11（日本で言う会社更生法）を出した、電気自動車メーカーのCODA社が、グリッドストレージメーカーとして再生を図るとか.....(右の写真はCodaの電気自動車の内部構造)
CODA社は、そのセダンが100台も売れずにこけてしまったが、それまでに$344M集めていた。
その色々な資産を出資者グループが$25Mで買い取って、マネージメントを入れ替えて、ターゲットマーケットを変えて。
ただ、グリッドストレージマーケットも、ニーズは巨大なものの、参入メーカーも多く、大変なのには変わらないが。
電気自動車関連で最近こけたのは、Fisker、Better Place、Lio Energy Systems、Miles Electric Vehiclesなど。
一時は羽振りが良かったA123 Systemsは、去年のフィスカー・カルマでの発火事故後のリーコールに耐えられず倒産し、すったもんだのあげく中国のWanxiang(万向集団)に買収された。ここも、昨年度の売上の１／４はUtility向けのグリッドストレージだったらしい。
リチウムイオン電池でグリッドストレージを目指している会社は、Altairnano、Mitsubishi/Yuasa、Samsung SDI、Johnson Controls、Saft等。
