二酸化炭素をベーキングソーダや他の化学薬品に変換する技術・装置を開発しているテキサスの会社(skyonic社)が、$128Mをベンチャーキャピタルから調達したとの事。
エネルギー省からの$28Mの助成金と合わせると、$156M。
この資金で、テキサスの石炭火力発電所に装置を取り付け、予定通り行くと2014年から稼働。
現在は、テキサスのオースティンのセメント製造工場で実証実験が行われている。(右の写真)
テキサスの石炭火力発電所に取り付けられた装置が予定通り機能すると、年間83,000トンのCO2がベーキングソーダ他に置換えられるらしい。
なお、全米の石炭火力発電所では、年間に1,600,000,000トン(2012年)のCO2が排出されているらしい(the Energy Information Administration)。
普通のCO2取り込みは、地下に貯蔵するケースが多いが、この会社はベーキングソーダや他の化学薬品に変えることで、地下貯蔵よりも安いコストで設置出来ると言っている。
また、CO2より製造したベーキングソーダ等を販売することでも資金を回収出来るとの事。
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