カリフォルニア州における水素ステーションの整備

カリフォルニア州が行った調査では、2015年に5,000台〜10,000台のFC自動車を購入して貰う為には、下記表の様に「2015年の年初で31カ所、年末で68カ所」の水素ステーションが必要である。

カリフォルニア州では、この目標達成の為に、重点的に整備する地域(クラスター)を5カ所選定した。

これらの地域の地図、既に設置されている水素ステーション(黄色の丸)および設置予定地(緑色の丸)を下図に示す。

上の図を見ると、マウンテンビュー市の我が家の至近距離に2カ所のステーションが出来そう。

筆者的には、これだけのステーションがあれば、日常生活にはまったく支障がなさそうである。

これらクラスター内での整備に加えて、クラスター間にも水素ステーションを整備する計画である。
例えば、サンフランシスコとロスアンジェルス間は約500マイル(800キロメートル)あるが、FC自動車の走行可能距離の予想が500キロメートルなので、その中間地点にステーションを設置する。サンフランシスコ周辺の住民が良く行く「タホ湖・リノ」への途中にステーション設置する、等である。
初期ステーションでは、FC自動車販売量が増えたとしても、稼働率が低く、利益を生まないと思われる。
68カ所の初期ステーション(既存を含む)をサポートする為には、6,500万ドル〜6,700万ドルの助成が必要とされている。