米国における自然災害と長時間続く停電

下記は今日のCNN(Japan)のニュースだが、米国では、冬に向かってこういう天候上の災害が頻発する。

(CNN) 米西部ワシントン州は17日午後から強風と雷を伴う豪雨に見舞われ、少なくとも3人が死亡したほか、幅広い範囲で停電となった。
風速約31メートルの強風となった同州スポケーン市では、当局が住民に対し、建物の外に出ないよう呼びかけた。屋根が壊れた建物もあったが、警察によれば中にいた人々は無事だったという。
スポケーン郡の報道官によれば、近郊で2人の女性が死亡。うち1人は強風で倒れた木にぶつかったという。
州内では大規模な停電が起き、最大で45万人近い人々が影響を受けた。スポケーンでは18日午後になっても7万人以上が電気を使えない状態が続いた。
大都市シアトルの近郊では自動車が大きな木の下敷きになり、乗っていた20歳代の男性1人が死亡した。

冬季の暴風雨だけではなく、夏から秋にハリケーン東海岸やメキシコ湾岸の州を襲うと、尋常でない被害をもたらす。
これらの自然災害による停電はなかなか復旧しないので、米国では自宅にエネルギー貯蔵装置を設置するとか、地域でマイクログリッド化を進めるとかが急速に進んでいる。