需要家サイドでの電力マネジメントのお話。
Portland General Electric社が、「スマートグリッドのテストベッド」を3都市で実施したとのこと。
Portland General Electric社は、3つの異なる都市のプロジェクトで構成される「スマートグリッドのテストベッド」を実施すると発表しました。
プレスリリースによると、当該テストベッドで「2万人以上の消費者が特別なデマンドレスポンスシグナル及びスマートホーム技術の使用によるインセンティブを得ることができ、更なる電力効率化と、電力消費量及び温暖化ガス排出量の制御が可能となる。」とのこと。
当該デマンドレスポンスプログラムは、サーモスタット、給湯装置、電気自動車充電器、蓄電池の価格シグナルを自動化することによってプログラムへの参加を簡素化することを目指しているそうです。プロジェクト期間は2年半となっており、要件を満たす消費者のうち66%の参加を目指しているとのこと。同様のプログラムへの参加率は、全国的には7%以下であることが多く、非常に高い目標を掲げている。