電球型蛍光灯(1)

とにかく、ありとあらゆる所で、電力の消費量を減らさなければいけない。
とくに照明は、電力消費の大きな割合を占める。このため白熱電球は各国で順次禁止される。日本も2012年で国内での白熱電球の生産と販売がストップする。(特殊な用途を除く)
日本ではかなり蛍光灯への切替が進んでいるが、米国や欧州では白熱電球はまだ大きなシェアを占めている。
さて、下記の写真である。大概の事には驚かないが、筆者の自宅のそばに在る中国系のスーパーマケット(Ranch 99)でこの電球型蛍光灯を見た時にはさすがにその値段にびっくりした。

1個20セント。日本円で1個16円。う〜〜ん、これで利益が出るとは思わないが、しかしなんと言う値段だろうか。思わず写真を撮ってしまった。
電球のソケットにそのまま挿せるが、蛍光灯なのでその口金部分には安定器の電気回路が入っているはずである。そのうち、1個買って来て中を開けてみます。
白熱電球に比べて、1/5ぐらいの消費電力になるし、寿命も長いのでまずは良い事である。是非、どんどん切り替えてもらいたい。
ということで、LED照明の取り敢えずのライバルは、他社のLED照明では無くこのような電球型蛍光灯だと感じています。
筆者は、15年ほど前に今の家に引っ越して来た時に、薄暗い白熱電球は全部取っ払い、下記の写真の様な日本の丸形の蛍光灯に切り替えています。日本出張の度に、ハンドキャリーで担いできた。ちなみにこれはパナソニック製でリモコンつきで1万円です。

家の一部には、アメリカ製の電球型蛍光灯も使っていますが、この手の電球型蛍光灯(アメリカではCFL:Compact Fluorescent Lightという)は、点けてからなかなか明るくならないのが欠点です。
なお、蛍光灯は有害物質の水銀を使うので、欧州では禁止される方向です。