CPUCがルーフトップソーラーの予算や導入状況に関する年次報告書を公表

 
カリフォルニア州公共事業委員会(CPUC: California Public Utilities Commission)は、州のルーフトップソーラーに対するインセンティブプログラムの予算や申請状況を詳細に示した年次報告書を公表した。当該プログラムは2007年に設立された。本報告書の主な内容は以下の通り:
• $3.3Bの予算を伴う本プログラムを通じ、2018年末において7,228MW、835,252の顧客サイトにルーフトップソーラーが設置されている。当初の目標は3,000MWであり目標達成率は241%となっている。
• 2018年にはPG&E社、SDG&E社、SCE社の管轄地域に1,217MW分のルーフトップソーラーが設置された。これは2017年の設置容量と比較して5.2%の増加となった。
• 2007年から2018年の間、設置された家庭用システムの平均コストは52.6%減となり、1Wあたり$9.61から$4.55に下がった。家庭用以外の太陽光発電システムの平均コストは60.1%減となり、1Wあたり$9.46から$3.72に下がった。