HECOが計900MWに及ぶ再生可能エネルギー調達契約の詳細について公表

HECO社は、同社の再生可能エネルギー調達計画の詳細を公表した。同計画は今後、公共事業委員会(PUC)にて検討される。同社は約900MWの新規の再生可能エネルギーの調達を計画しており、米国の電力会社の単独調達としては最大規模である。
新規調達を目指しているのは、オアフ島で594MW、マウイ島で135MW、ハワイ島で32から203MWであり、太陽光発電だけではなく、他の利用可能な再生可能エネルギーでの調達となる可能性もある。また、独立したエネルギー貯蔵システムやグリッドサービスの調達も可能となっている。
新しい電源のいくつかは、オアフ島にある180MWの石炭発電所マウイ島のKahului火力発電所など、閉所を予定している化石燃料系の発電所を代替する役割が求められる。