= 脱炭素の話(5) =

ローレンスリバモア国立研究所より、「全米のエネルギー消費の流れ(2018年)」が発表されたので、つらつら眺めてみる。
- エネルギー消費という面でも、運輸(28%)と工鉱業部門(26%)の両方で、半分以上を消費している
- 家庭(12%)や、商業部門(10%)は全体から見るとわずかである。
- 発電部門は38%のエネルギーを消費。
- 一次エネルギーに占める再エネの割合は11.4%。まあまあ健闘。
- 相変わらず、有効に使われるエネルギー(32%)よりも、無駄の捨てられるエネルギー(68%)の方が圧倒的に多い。

(注意:この図は、「エネルギーの流れ」で温暖化ガスの排出量ではありません。また、全米のデータであり、カリフォルニア州のデータではありません。数字の単位はQuadsですが、総合計が101.2 Quadsなので、%とほぼ一致です。)

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