カリフォルニア州では、再生可能エネを推進し、環境負荷を下げるために、電力会社(LSE=IOU+POU)が電力を調達する際には、下記の「Loading Order(購入優先順位)」にしたがって調達をすることになっている。
- 省エネ(Energy Efficiency)
- デマンドレスポンス(Demand Response)
- 再生可能エネ、分散電源(Renewables Resources and Distributed Generation)
- 環境負荷の少ない火力発電(Clean Conventional Generation)
- その他(古くて環境負荷の多い火力発電所とか)
なお、
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- 蓄電池もLoading Orderで優先権を持たせるとの動きもある。
- 1,2は、実際には発電する訳では無い。
実際に電力を調達する際には、需要曲線と、供給曲線(各発電事業者が出した指値)の交わった所の値段がClearing Priceとして決まって、それに基づいてどの電源を調達するかが決まる。
また、取引が全部、市場で決まる訳では無く、相対で決まる取引が実はかなりの部分を占めている。