2007年にカリフォルニア州の電力関連の主要な関係者が集まり、RETI (Renewable Energy Transmission Initiative) が結成された。
RETIは、カリフォルニア州内に31箇所のCompetitive Renewable Energy Zones (CREZ)を設定し、長期的には80 GW以上の容量が可能と見積もった。 さらに、近隣10州のリソースを活用することにより、州外でも長期的に100 GW以上の再生可能エネルギー発電容量を確保出来るとした。
2010年にRETIが出した報告書より、その「捕らぬ狸」の一覧表を下記に記す。
↓この表がカリフォルニア州内の「捕らぬ狸」の80GW。
↓この表が州外での「捕らぬ狸」の100GW。
まあ、両方で180GWと言う事だが、値段的にペイする物としない物があるだろうし。
送電線建設コストがバカにならない。
ガス火力と単純な比較は出来ないが、送電コストを除いた発電コストそのものだけでも、LCOEが$0.08/kWhを切らないと厳しい。