米国政府による「蓄電関連補助金」

DoEの2013年12月のレポートを元に、アメリカ政府の各機関による蓄電関連の各種補助金を纏めてみた。
(2009年から2012年までの補助金。)

連邦機関名  イニシアティブの数   補助金
DoE    11       $852.0 M
DoD    14       $430.3 M
NASA   8       $20.8 M
NSF    4       $8.6 M
EPA    1       $3.3 M
NIST    1       $1.4 M
合計    39      $1,316.3 M

3年間の合計であるが、$1.3Bもの巨大な補助金がこの分野に出されている。

DoEが一番多いが、DoDも結構出している。

なお、日本でバッテリーと言うと、「モバイル機器向けの小型バッテリー」か、「車載向けの大型バッテリー」が主流であるが、米国では「グリッド(送配電網)の安定化の為の蓄電装置」に注目が集まっている。
まあ、「そもそもグリッドが安定していない」とか「上記の2マーケットではとても日本やアジアに勝てない」とかのネガティブな理由もあるが。