米国最大の水力発電所

米国では水力発電もベースロードとしての役割を果たしている。2012年の総発電量の約7%。
米国最大の水力発電所は「グランドクーリーダム」で、その出力は6.8 GW(原子力発電所のリアクター1基が約1GW)。世界でも3番目に大きい。
以下、WikiPediaをそのまま流用(手抜き)だが悪しからず。

グランドクーリーダム(英: Grand Coulee Dam)は、アメリカ合衆国ワシントン州を流れるコロンビア川に建設されたダム。実業家ヘンリー・J・カイザーのもと、水力発電を行うために建設したもので、フーバーダムと合わせ、アメリカで特に有名なダムのひとつとして数えられる。ダムがせき止めることで形成される貯水池は、ダムの構想から完成までを統括したフランクリン・ルーズベルト大統領の名をとってルーズベルト湖 (Franklin Delano Roosevelt Lake) と名付けられた。
その巨大さから、ダムの規模を正確に把握することは難しい。ダムの横幅(堤頂長)は約1.6キロメートル、高さは168メートルありナイアガラ滝の2倍以上、ギザの大ピラミッドよりも高い。仮にギザのピラミッドすべてをグランドクーリーダムの基礎に並べたとしても、それらピラミッド全てが堤体外形の中に収まってしまう。堤体積は915万立方メートルで、コンクリート構造物としてはアメリカ合衆国最大、コンクリートダムとしても北アメリカ最大である。
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その後の増設工事を含め1980年代前半に完了し、現在では発電所数 4、水車発電機台数 33、落差 116 メートル、最大総出力 680万9,000 キロワット、年間発電電力量 210億キロワット時となり、アメリカ合衆国最大、世界でも3番目に大きい水力発電所となった。

下の写真は3番目の発電所に設置された6台のフランシス水車のうちのひとつ。出力は約100万馬力。