中国で火力発電への投資額が減少

同じく、新聞記事からの転載であるが、中国での火力発電への投資額が減少とのこと。
調査の期間

    • 2012/1月〜5月期

投資額:

    • 発電事業全体への投資:1143億元(1兆4322億円) (前年同期比1.96%減)
    • 火力発電への投資   : 295億元 (前年同期比25.26%減)
    • 火力発電の全投資額に締める割合:8.1ポイント下落し25.85%に

『新設された』発電設備

    • 総電力規模 :1831万キロワット (前年同期比579万キロワット減)
    • 火力発電  :1228万キロワット (前年同期比379万キロワット減)

5月末時点で『建設中』のプロジェクト

    • 総電力規模 :1億8006万キロワット (前年同期比1155万キロワット減)
    • 火力発電 :  6390万キロワット (前年同期比950万キロワット減)

火力発電所への投資額が減っている理由

    • 経済失速の影響を受けて、社会全体の電気使用量が下がった
    • 南方の雨量が多く、水力発電量が増加
    • 石炭価格の高止まり→火力発電所赤字経営が常態化→融資難→投資難 

水力発電

    • 水量の多かった5月のみの数字であるが、下記の様に大幅に増加している
      • 水力発電への投資額:444億元 (前年同月比45.5%増)
      • 火力発電量 :666億キロワット時

自分用のメモなので、分かりにくくて申し訳ないが、こうやって数字で見ると分かりやすい。