いままで、周波数調整には、「ガス火力発電施設」や「揚水型水力発電施設」を使う事が多かった。
ガス火力発電施設の場合は、タービンをフル稼働させずに廻しておいて、需要の小刻みな変化に合わせて、こまめに燃料他を調整して出力を調整する。
「揚水型水力発電施設」のうち、最新式の「可変速揚水発電」は揚水運転中でも自動周波数制御(AFC)が可能であり、小刻みの出力調整で周波数調整が可能である。
「可変速揚水発電」に関しては、東芝のこの資料が分かりやすい。水力発電の技術の進歩もすごい。
下の水力発電施設の機能の違いの表は、この資料より借用。
用語の説明も借用します。