送電線の電圧(V)と、送れる電力(W)の関係

自分のメモ代わりですが。
送電線(交流)の電圧(V)と、送れる電力(W)の関係を東電の資料より借用。

    • 送電能力は、おおむね送電電圧の2乗に比例
    • 送電ロスは、電圧の2乗に反比例(このため高電圧にすればするほど、送電ロスが小さくなる)


現時点で実用化されている最大電圧の50万V(500kV)の送電線で、大体100万kW(1GW)送れる。
1GWというのは、超大型のガス火力発電所1基分(=原子力発電所のリアクター1基分)。
まだ実用化していないが、2倍の100万V(1,000kV=1MV)の交流送電線が実用化されれば、4倍の電力の4GWを送れる事になる。