今年3月に採択された中国の第12次5カ年(2011~2015)計画では、下記の目標が定められた。
- 半導体照明(LED)産業の生産額の年平均成長率を30%前後とする
- 関連製品の市場シェアを
- 機能性照明で20%
- 液晶バックライトで50%以上
- 景観装飾などで70%以上
- 自主創新能力を高める
- MO-CVD設備、コア原材料、チップの70%以上を国産化
- 大規模チップメーカーを3~5社とする
- 半導体照明の標準体系を整備する
- 年間400億キロワット時(40,000,000,000,000Wh)の電力を節約、二酸化炭素を4000万トン(40,000,000Ton)削減する
現在、川上(230億元)、中間(200億元)、川下(600億元)で、合計1,000億元(約1兆3000億円)程度の産業規模を、2015年に約5000億元(約6兆4850億円)に成長させると。
LEDチップの生産に欠かせない「MO-CVD装置」の導入に対して、購入支援の補助金が国家から支払われていたが、これは今年になってストップした模様。SEMIのこのサイトによると、この2年間に凄い数のMO-CVD装置が導入されたのが分かる。
また、例によって、地方自治体も競争で「税率低減措置、加速償却、土地の無償供与」を実施して誘致に懸命。新規雇用目標が100万人。