スターリングエンジン利用の太陽熱発電が頓挫

しばらく前に書いた、スターリングエンジンを用いて発電する太陽熱発電施設(Imperial Valley Solar)が残念ながら頓挫してしまいました。
理由は色々あるようですが、やはり資金を集められなかった模様。集められなかったのは、太陽熱発電の他方式(タワー方式とかトラフ(雨樋)方式)に比べやはりイニシャルコストも運転コストも高くつくことや、方式が新しいため出資者が保険への加入を求めたがこの保険がかなり高額になったこととかで、結局ペイしそうもなくなったらしい。
Southern California Edisonと言うUtility(電力会社)とのPPA(Power Purchase Agreement)も取れており、他の許可も全部取れていたようで、残念です。
この663メガワッットの発電プロジェクトは、K Road Power社と言う小さなデベロッパーが買取り、太陽光パネルを敷き詰める方式に変更になった模様です。
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