アリゾナ州フェニックスで開かれていたAWEA(American Wind Energy Association)主催のシンポジウムから帰って来ました。以下、感想です。
- 良くも悪くも「アメリカに於ける風力発電の最前線ここにあり」という緊迫感一杯でした
- Symposium参加者も、ワシントンDCから電話で出席した各政党(D/R)の政策担当者も、リアルタイムで「で、どうしよう」
- パネルディスカッションが多かった
- 参加者の年齢はかなり上、Caucasianが圧倒的に多い(東洋人は私を含めて4人でした。日本人は私一人。これで良いのか??)
- ほとんど開き直りの様に「Energy is a policy-driven industry」
- Powell元国務長官の人気は絶大
- 演台に現れた途端、嵐の様なStanding Ovation
- 1時間のスピーチ中、全く退屈しなかった(ほとんどvaudevillian?)
- 73歳とはとても思えない
- 写真を撮らせてくれなかったので、似た様な写真をウエブから拾って来ました
下のグラフはこのブログで8月に掲載したアメリカに於ける再生可能エネルギの累積発電量です。風力発電の2010年の新規発電量は予想を下回ったが、それでもまだまだ他を圧倒する発電量です。
今回改めて感じたのは「広いアメリカで風力発電をすすめるには送電線の敷設とタービンの輸送が大きな課題である」でした。
@Mountain View