日本に行っている間に来ていた「Solar Industry」という業界紙から拾い読み。
IMS Researchによると、
- PV(太陽光発電パネル)の出荷は今年のQ2まで6四半期連続で増え続けた
- Q2の出荷は4.4ギガワット
- しかし、在庫も非常に多くなっている
- Q2末(6月末)時点での在庫(出荷はされたがまだインストールされていないもの)は4.3ギガワット
- この内のかなりのものは、倉庫で眠っているのでは無く、アジア各国からDistribution Channelsまでの輸送中であったり、インストールされたがまだGridに接続されていないものであると思われる
- 今年末でIncentiveが切れる各国(ドイツ、イタリア、フランス、チェコ、他)にむけた駆け込み需要に向けて製造ラインはフル稼働に近い
- Q4の設置量は5ギガワットを越えるかもしれない
- 2010年の総設置量は16ギガワット程度であろう
- 但し、各製造メーカーは、来年以降の需要がどうなるか注意深く見守っている
ということです。
2010年は良かったが、2011年がどうなるかはまだまだ分かりませんね。北米に於けるIPP (Independent Power Producer)によるUtilities向けの大型発電施設は太陽熱発電が多いですし。
(そろそろサンフランシスコ空港に向かいます。眠い!!)