電力卸売価格

ハワイやカリフォルニアのような「再エネ発電」が進んでいる州では、大型の再エネ発電所からの『電力卸売価格』が急速に下がってきています。
例えば、カリフォルニア州の大型ソーラー(エネルギー貯蔵無し)で$0.05/kWhと、ガス火力と同じかそれよりも安くなってきています。
ハワイで最近認可されたエネルギー貯蔵(4時間)付きのソーラー施設のPPA価格も$0.08ー$0.10/kWhと極めて安いです。
にも関わらず『電力小売価格』は上昇を続けています。
これはなぜなんだろう、、、といつも考えているのですが、小売価格が「上がる要因」と「下がる要因」を私なりにまとめてみました。
また、阪口家の2019年11月のPG&Eからの請求書をつらつら眺めてみて、20年前の数値(データがないので感覚的な数値)との比較を作ってみました。
こうやってみると『発電単価』はほぼ同じですが、インフラ整備がボディーブローのように効いてきており、『送配電単価』が過去20年で極めて高くなっていることが分かります。

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