カウアイ島:揚水発電でエネルギー貯蔵

カウアイ島は、ソーラーによる再エネ化が進んでいるが、昼から夜へのエネルギーシフトや、昼間でも雨や雲がかかっているときの調整がきわめて大事になる。

先日書いた、リチウムイオンバッテリーによる調整も大事だが、コストがかかりすぎる。

ということで、揚水発電でエネルギー貯蔵するプロジェクトも進行中。

写真は、Puu Opaeで進行中のプロジェクトで、25MWの出力で、エネルギー貯蔵量は最大800MWh。

仮にエネルギー貯蔵をリチウムイオンバッテリーで行い、1kWhが500ドルだとすると、
 800MWh x $500/kWh = $400M
と巨額となる。


先日も書いたが、カウアイ島での今後のプロジェクトは下記で赤がこの揚水エネルギー貯蔵。これらができると、カウアイ島は 85% 再エネ(MWh換算)となる。

  • AES PMRF Solar plus Storage project
  • 14MW and 70MWh storage
  • Gay & Robinson’s Olekele Hydro Expansion
  • Puu Opae Energy Project
  • 25MW and up to 800MWh storage