最近流行っている、太陽光からの直流電源と、グリッドからの交流電源の両方で動くエアコン。
確かに、太陽の出ている時間帯は、エアコンを入れたい時間帯と一致する。
今後、太陽光発電は、「売る時代」から「自分で使う時代」になるが、その方向と一致している。
米国のNEMも今後どんどん条件が悪くなり、売電価格は卸の価格に近づいていく。
ハワイなどは、売電ができなくなっている(セルフサプライ)。
家庭用のバッテリーを入れるとしても、バッテリーは高いので大きなサイズ(kWh)は入れられなく、エアコン用にバッテリーを使うのは辛い。
反面、パネルは安い。
このエアコンは、パネル3枚からの600〜900ワット程度の直流を室外機内で交流に変換して動かす。
この場合、交流変換時の周波数・波形・電圧は余り考えなくて良いので、インバーターも楽で安く済む。
パネルを西向き設置にして、午後から夕方にかけて、部屋をキンキンに冷やしておくと良い。
発電分でエアコンを用いて空気を冷やして、エネルギー貯蔵するという考え方である。
昼間の太陽光で冷凍庫でガンガン氷を作って、夜間はその氷で冷蔵庫を冷やすのも良い。
そのうち、こういう冷蔵庫が出てくると思う。