シリコンバレーで走るハイブリッドバス

シリコンバレーでは車が無いと生活が非常に不便であり、各家庭には大人の人数分(2~3台)の自家用車がある事が多い。
ただ、車を所有出来ない人も多く、公共の交通機関も整備されている。
Light Railと言う軌道走行電車も一部では走っているが、大体ガラガラである。その他に、公共バスがメインの道路を走っている。
さて、この公共バスであるが、Light Rail同様に「Santa Clara Valley Transportation Authority (略称VTA)」が運営しているが、最近ハイブリッドバス(右の写真)をよく見るようになったので、ちょっと調べてみた。

なお、上記のGillig LLC社も調べてみるとかなり頑張っている。

  • 1890年にサンフランシスコで設立(122年!! 因に、アメリカ合衆国で、石炭の代わりに石油を使った蒸気自動車が作られ、普及していったのが1900年ごろ。)
  • 1906年のサンフランシスコ大地震で一度は壊滅的被害を受けるが再建
  • 現在の本社はカリフォルニア州のヘイワード市にある
  • 1年間に1,200台〜1,300台のバスを製造
  • バス等のHeavy Dutyな車両の開発・製造に特化
  • 1996年に最初のハイブリッドバスを製造
  • Fule Cellで動くバスの研究も継続(水素供給のインフラがまだ整わないが)

これらのハイブリッドバスでは、下記の図のようにバッテリーとインバーターは天井に置かれている。