2019-09-26 =脱炭素の話(7)= 下図は、過去18年間のカリフォルニア州の発電施設の設置容量(GW)の推移。ガス火力が圧倒的に多く、2018年時点で40GWが設置されている。このうち約20GWがOTC対策で2029年に向かって閉鎖されていく。再エネ(ソーラーと風力)の設置容量は増えてきているが、設備稼働率が低いので、発電量(GWh)としてはまだまだ少ない。まあ、ガス火力でも、発電効率の良いCombined Cycleの稼働率は高いが、Combustion Turbineはピーク時にのみお呼びがかかるので、年間稼働率は10%以下である。