ところで、今回のCAISOのシンポジウムに参加して感じたこと。
(1)結論のない、堂々巡りの話が多い。(通常の民間主催のカンファレンスと違って、CAISOという公の機関の主催だからかもしれない。これはこれで、民主主義・法治主義の大事なステップだなと感じた。)
(2)シンポジウム参加者に占める女性の比率が高い。
(3)パネルディスカションで壇上に上がるパネラーの30%は女性。女性のパネラーの論点は男性よりもはるかにしっかりしている。男性はうじゃうじゃ訳のわからないことを言う人が多い。
(4)男性のスーツ・ネクタイ比率が高い。カリフォルニアでは珍しい。州都サクラメントだからかも。
(5)電力会社およびその周辺産業の人たちが集まるシンポジウムだからかもしれないが、ロングレンジの話が多い。電力行政や電力料金体系がこういうプロセスを経て決まっているのだなと感じた。