米国の電力マーケット

日本のクライアントさんと話していていつも思うのは、米国の電力マーケットの構造のややこしさ。
スライドやホワイトボードを使って説明してももどかしさを感じる。
1995年の自由化のスタートからの紆余曲折をへて、とんでもなく入り組んだものになっている。
また、カリフォルニア州では、2020年のRPS 33%(水力発電を入れると43%)を通り越して、2030年(か2040年)に50%(同60%)を達成するために必要な、山の様にある難題。
さらに、地域毎の違い。カリフォルニア州と東部州とテキサス州では発想もインプリも別の国かと思うほど違う。
その上にかぶさっている州政府とFERCとNERC。
でも、ここが分からないと、なぜエネルギー貯蔵ビジネスが米国で立ち上がろうとしているのかが理解出来ない。