2030年にRPS50%となるのは?

カリフォルニア州のブラウン知事のアナウンス通りに「2030年のRPS比率50%(大型水力は除く)」を達成する為にはどうすれば良いか、エクセルで計算してみた。
前提-1 : 2013年の設置量と発電量と装置稼働率(州内のみ)

前提-2 : 2020年の電力需要300TWhのうち、州内寄与分

  • 200TWh
    • 注:カリフォルニア州は総電力需要量300TWhのうちその1/3にあたる100TWhを周辺州より輸入しており、州内発電量は2/3の200TWh程度である。

前提-3 : 今後下記の割合で設置が伸び続ける

  • バイオマス : 4%
  • 地熱 : 4%
  • 太陽光 : 10%
  • 風力 : 5%
  • 水力(小型) : 3%

<結果>

上記の様に2030年に69%となってしまった。
う〜〜ん、多すぎる(笑)。
でも、太陽光発電の単年度の設置量は10%程度は伸び続けると思うけどね。他も、そんなに無理な伸び率じゃないけど。
このペースで進み、かつ必要なエネルギー貯蔵装置がちゃんと入れば、2040年か2050年には化石燃料原発に頼らなくとも良くなる。