「DistribuTECH / PowerGEN 2022」の報告

ダラスで開催された「DistribuTECH / PowerGEN 2022」の報告を下記で行います。
日時:
 2022年6月8日(水)
 10:00〜12:00(日本時間)
主催
 早稲田大学 (スマート社会技術融合研究機構)
開催方法
 オンライン (ZOOM)
会員企業の方は何人でも参加できますので、御社の窓口の方を通じてお申し込みください。
写真は、DOE(エネルギー省)の
 現長官:Jennifer Granholm (元ミシガン州知事)
 元長官:Rick Perry (元テキサス州知事)
二人はKeynote Speechで激しく異なる主張を展開。
 ← 極めてアメリカらしいです。
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セミナー概要>
2年ぶりに開催されたDistribuTECH(配電)は、PowerGEN(発電)との併設ということもあり、極めて盛況であった。
報告者(阪口)は、中止となった2021年を除いて、8年間、連続で参加しているが、前回の2020年に比べて、あまり変わっていない分野と、大きく変わった(進んだ)分野が微妙に混ざり合った内容であった。
どちらのConferenceも、『大きく変わる電力セクターの今日と明日』にどう対応し、脱炭素化に対応するかを、アメリカの電力会社(3,000社)が真剣に考える「地に足をつけた」場であり、日本にとっても参考になる動きが多数ある。
6月8日(水)のスマート社会技術融合研究機構では、これらの動きを、詳細に報告する。
1. Keynote Speech
  (DOEの現長官と、元長官の真っ向からぶつかる主張)
2. 水素
  (PowerGenでは、メインのトピックスになりつつある)
3. CCS
  (ガス火力発電所は大規模に残るという前提で真面目に議論されている)
4. バッテリーの安全性への懸念
  (発火事故の急増で懸念が広がるが...)
5. バッテリーのRecycle
  (数年後から、EVで使用されたバッテリーが大量に出回るが...)
6. 分散電源管理
  (FERC Order No. 2222は定着するか?)