PG&E

山火事関連の訴訟で経営破綻しているPG&Eは、1,600万人の顧客に対する安全性および信頼性を維持するためのインフラストラクチャへの投資を州政府に提案したとのこと。
このプランが承認されれば、PG&Eは今後4年間で最大$28B(280億ドル=3兆1000億円!!)のエネルギーインフラ投資をする。
内訳は、
(1) 電気およびガスの安全性と信頼性システムの強化:210億ドル
(2) 新しいガスパイプラインと電力線:40億ドル
(3) 発電:10億ドル
(4) 情報技術、設備、その他の設備:20億ドル
これにより、現在の自己資本利益率が10.25%から16%に上昇。
PG&Eは、16%の自己資本利益率に基づき、現在承認されている資本コストを12億ドル増額することを提案。
ここまでは良いのだが、問題は電気代とガス代の増加。
(1) 平均的な住宅用電気の月額請求書:7.85ドル(7.0%)の増加。
(2) 平均的な住宅用ガスの月額請求書:4.25ドル(7.7%)の増加。
州政府に承認された場合、顧客請求書の変更は2020年1月1日に発効とのことだが、そうでなくても高いシリコンバレーの電気料金がまたまた上がる。
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