2日間のGrid Edgeのセッションに参加して、「エネルギーのデジタル化」の『議論』が一気に進んでいるように感じた。
まあ、勧進元で、議論やトレンドをそちらに誘導したいGTM (Greentech Media)がそのようにプログラムを組んでいるという側面はありますが....
2日間のセッションの中で圧倒的に面白かったのは、IBMのNew Energy & EnvironmentのDirectorのNeil Gerber氏による「エネルギーのデジタル化への取り組み」。
「さすがIBM!」と思わせる内容で、今後10年間の進路を示された感が強い。
ちなみに「議論が進んでいる」だけであって、「エネルギーのデジタル化やBlock Chainの活用が進んでいる訳では無い」です。
Gerber氏に限らず、電力会社や規制機関の人たちは、Block Chainに関する議論では歯切れが悪かった。
Block Chainを連呼しているのはGTMのアナリストと、その分野のベンチャー企業の人たち。
GTMのアナリストも、人によっては苦い顔をしながらコメントしていた。
今時点で名前が出てきている『エネルギー関連Block Chain開発ベンチャー企業』は150社以上あるとのこと。
来年には300社ぐらいになるでしょうか。