ハワイ諸島の中で小さいが故にバランシングに苦労しているカウアイ島。
再エネが進んで、昼間のソーラー発電ピーク時には90%近くをソーラーで賄えるようになってきたが、これはある意味で変動に非常に弱いということである。
下のグラフは、2016年の状況。黄色のソーラー発電分は夕方になるとピタッと止まり、ダックカーブが限界にきている。昼間は調整力が無い。
下のグラフは、ソーラーに4時間のバッテリーを併設したあとの状況。日没後にも放電による供給が続き、違いがはっきりしている。
下の写真が、SolarCity + Teslaの 20MW Solar + 52MWhの施設。すでに稼働を始めた。AESの14MW Solar + 70MWhバッテリーは来年稼働予定。
カウアイ島での今後のプロジェクトは下記。これらができると、カウアイ島は 85% 再エネ(MWh換算で)となる。
- AES PMRF Solar plus Storage project
- 14MW and 70MWh storage
- Gay & Robinson’s Olekele Hydro Expansion
- Puu Opae Energy Project
- 25MW and up to 800MWh storage