米国発のシリコン系のPVメーカーで唯一(?)がんばっているSunPower社。
直近の数字は少し悪いが、米国以外での発電所建設が割と順調な模様。
以下、報道記事の私なりの翻訳ですが。
SunPower社の2016年第1四半期は、GAAPによる売上が$384.9Mであり、損失は予想を上回る結果となった。GAAPベースでの2016年予想は、売上が$2.8-3.0B、売上総利益が13-15%、純利益が$0-50Mである。
GAAPでの第2四半期予想は売上が$290-340M、総利益が10-12%、純損失が$65-90Mである。
同社CEOのTom Werner氏によると、発電所レベルの事業では、米国内で多くの主要プロジェクトを抱えおり、そのうち、100MWのNV Energy社向けプロジェクト、102MWのHenrietta発電所、68MWのStanford大学向けプロジェクト、については2016年第2四半期にも完成する見込みである。
加えて、現在8point3 Energy Partnersが保有する50MWのXcel Energy社向けHooperプロジェクトの商業運転を実現した。
SunPower社はまた、第1四半期中にメキシコのオークションにおいて500MW分の電力購入契約を獲得した。これは、採用された太陽光発電の25%、全体の20%にあたる。
さらに同社は、本年後半にもチリに第2の太陽光発電プロジェクトを建設する予定であり、こちらは約100MWの容量となる見込みである。
Baird Equity Research社は、第2四半期において弱気な見方が示されている一方で、SunPower社はチリのプロジェクトやメキシコのオークションなど、確実に成果をあげており、中米・南米において非常に良いポジションをとることができており、継続的な成果が期待できるであろうとみている。