SolarEdge社は割と順調

モジュール向けエレクトロニクスの主要サプライヤーのうち、enPhaseの赤字幅が拡大したと書いたが、ライバルであるSolarEdge社の業績は順調に推移している模様。
第1四半期

    • $125.2Mの記録的な売上に到達。前期からはほぼ横ばいではあったが、昨年同期比プラス44.9%となり、市場の予測を大きく上回った。
    • GAAPによる売上総利益は32.5%と前期の30.9%よりアップし、前年同期より27.4%増加したが、この値は来年には標準に戻るであろうと同社は見込んでいる。
    • 純利益は$20.8Mであった。
    • インバーターの出荷数は416MW(AC)規模であった。

第2四半期

    • 売上は$125Mから$134Mを見込んでおり、売上総利益は29%から31%の間に落ち着くであろうと予想している。

Oppenheimer Equity Research社は、HD Waveの販売開始等に伴って2016年のSolarEdge社の業績は順調に推移すると見込んでいるが、顧客からの値下げ要求等対応しなければならない事項も生じてくる可能性があり、より建設的な運営を目指すためにも利益の安定化を図る必要があると述べている。