下の写真はSLAC(Stanford Linear Accelerator Center)という、スタンフォード大学の構内にある「線形加速器」。サンフランシスコから南にI-280を30分ほど車で走ると、I-280の下を通って伸びているこの施設が見える。我が家からも車で20分程度。写真の左上から右下に「S字」で伸びている高速道路がI-280。
高エネルギー物理学(high-energy physics)の実験を行っている。アメリカ合衆国エネルギー省(DOE)が所有し、同省との契約のもとスタンフォード大学が運営する、GOCO(Government Owned, Contractor Operated)形式の国立研究所である。
過去、下記の3つのノーベル賞につながる素粒子(含クオーク)の発見に貢献した。
- 1976: The charm quark
- 1990: Quark structure inside protons and neutrons
- 1995: The tau lepton
長さ2マイル(3.2Km)で、いまだ世界で一番長い線形加速器である。
一度中に入ってみたいと思っているが、いまだ機会を得ず。だが筆者の娘が先日内部を見学して写真を撮ってきたので(羨ましい!!)、そのうち何枚かを下記に紹介。