米国のエネルギー革命とインフラビジネス2022

日本出国前にSSKで実施した会場講演の録画が視聴出来るようになりました。
『米国のエネルギー革命とインフラビジネス2022』
2時間45分の熱演です。
下記サイトから申し込めますので、米国のエネルギーインフラの再構築にご興味のある方は、是非。
https://www.ssk21.co.jp/O0000103.php?gpage=21527
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   <<講演概要>>
【米連邦議会が可決した1兆2000億ドルのインフラ法案が目指すもの】
1.米国のエネルギー革命とインフラ再構築
 (1)現在の米国のエネルギーとGHGの状況  
 (2)バイデン政権の脱炭素の目標と民間や先進州の動向
2.米国における個別技術の動向とインフラとの関連
 (1)再生可能エネルギー発電(大規模ソーラー・風力発電・分散発電・レジリエンシーへの取り組み)
 (2)エネルギー貯蔵(バッテリーとその他の技術の最新動向)  
 (3)産業部門と住宅における電化(熱と電力)
 (4)水素・アンモニアの多方面での活用(水素・アンモニアの製造・輸送・貯蔵のインフラと、より広範囲での利用)
 (5)CCUS(二酸化炭素の分離・輸送・貯蔵・隔離貯蔵・利用の経済性)  
 (6)運輸部門
3.インフラ作り直しとはどういうことか
 (1)「エネルギーは基本的にゼロサムである」とはどういうことか
 (2)「kWh価値」を見直すべき時期に来ているのか
 (3)民間は何を見て投資判断をするのか
4.どこでお金が回るのか
5.日本はこの流れの中で何をすべきか

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ミガキイチゴの絵本製作プロジェクト

知り合いに誘われて、少しだけお手伝いしたクラウドファンディング「ミガキイチゴの絵本製作プロジェクト」のお礼にいただいた絵本とクッキーです。
クッキーはもう一箱あったけど、日本にいる間にあっという間に食べてしまいました(笑)。
「甘酸っぱいJAPAN」さんは、ひとりひとりが持っている「願いを叶える力」を最大限に引き出すべく活動を続けていらっしゃいます。
https://www.facebook.com/groups/amazuppaijapan/?ref=share

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『RE2022オンラインフォーラム』

『RE2022オンラインフォーラム』で40分ほどしゃべります。
日本時間:2022年1月18日(火)10:05-10:45
CA時間 :2022年1月17日(月)17:05-17:45
分科会2(太陽光発電
テーマ:太陽光発電システムと蓄電池の組合せ、レジリエンス強化に関する動向
阪口のテーマ:「米国のPVと蓄電池とマイクログリッドの動向」

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成田空港

6週間の日本滞在を終えカリフォルニアへ戻ってきましたが、成田空港(出発ロビー)はゴーストタウンの様に閑散としていました。
出国手続きを終えたところにあるDuty Free Shopもシャッターを下ろしたまま。
しかし、ANAのラウンジは、アジアからの乗り継ぎ客でごった返していました。
機内(NH008)もアジアのお客が多く、50%位の搭乗率でした。

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米国のエネルギーインフラの再構築について

今回の日本出張の締めは、2年ぶりの会場での講演でした。
新社会システム総合研究所(SSK)さんの講演会場で、230ページのスライドを用いて、米国のエネルギーインフラの再構築について、3時間喋りました。
オンライン講演だと噛みまくるのに、会場で参加者の皆さんの前で喋ると全く噛まないのはなぜ?

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太陽-地球系のL2点

ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)打ち上げのこの動画、なかなか感動的です。
『地球と太陽のラグランジュ点(L2)』についても勉強し直しました。
『太陽-地球系のL2点』
L2 は質量の大きい 2 体を結ぶ線上で、小さい天体の外側に位置する。
太陽からみて地球より遠くにある物体は、通常地球よりも長い公転周期を持つ。
しかし、その物体が太陽と地球を通る直線上にあり、太陽から見て地球の裏側にある場合には、太陽に加えて地球の重力からも余計に引っ張られるために公転周期は短くなる。
この効果によって公転周期が地球と等しくなる点が、太陽 - 地球系の L2 である。
太陽 - 地球系の L2 は、地球によって太陽が遮られるために宇宙空間での観測を行うのに良い場所である。
L2 付近にある物体から見ると太陽と地球が同じ方向にあるので、太陽光を遮光することによって観測結果の較正を行いやすくなる。
ただし、太陽の陰に定置すると太陽光発電の効力が著しく低下するために、実際はL2付近に滞留させて陰では観測を、影の外で発電をする運用が望ましくなる。
NASA の WMAP は太陽 - 地球系の L2 で観測を行っている。