BrightSource社のIvanpah太陽熱発電がついに着工!

このブログでも何度か取り上げた、Ivanpah太陽熱発電施設(右が完成予想図)が、難産の末やっと着工(Ground Breaking)。
このサイトにあるビデオを是非ご覧下さい。シュワ知事、内務省長官のMr. Ken Salazar、大株主のNRG Energy社のDavid Crane CEO、実際の工事を行いかつ大株主のBechtel社のRenewable Energy部門の社長、等キラ星の様な出席者。
2013年の完成の暁には392メガワットを発電し、14万世帯の電気を賄う。
BrightSource社は、既にPG&E(Pacific Gas & Energy)やSCE(South California Edison)と2.6ギガワット(原子力発電所2基分以上)の契約を交わしており、順に着工して行くらしい。
タービンはSiemens社、ボイラーはRiley Power社。
このIvanpah太陽熱発電施設は年末までに着工しないと、連邦からの30%の補助金がもらえなくなるので焦ったが、何とか間に合った。1,375MドルのDOEからのLoan Guaranteeも得ている。
総開発経費予想が1,600Mドルなので、1ワットあたり1,600ドル÷392=4.08ドルとなる。
内務省長官のMr. Ken Salazarはここを含めて5ヶ所の連邦所有地での開発にGOを出しているので、他のプロジェクトも順次工事を開始する。